Chlorhexidine gluconate reduces transmission of Methicillin-resistant Staphylococcus aureus USA300 among marine recruits
クロルヘキシジングルコン酸塩は海兵隊新兵の間でメチシリン耐性黄色ブドウ球菌 USA300の伝播を減少させる
- 出典
- Infect Control Hosp Epidemiol, 33(8): 809-816, 2012
- キーワード
- メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、クロルヘキシジングルコン酸塩、ボディーシート、USA300、分子疫学
本研究の目的は、MRSAの保菌の分子疫学によって2%クロルヘキシジングルコン酸塩(CHG)を含浸させたボディーシートの効果を評価することである。
2007年夏と秋に、米国バージニア州クアンティコの海兵隊士官候補生学校の新兵を対象に行った。各小隊へ2%CHG含有ボディーシートグループ(Sage社)またはコントロールボディーシートグループ(Sage社のComfort Bath(CB))を無作為に割り当て、週3回全身をボディーシートでゴシゴシと清拭させた。MRSAの保菌評価のため、検体は、入校時(ベースライン)そして2週間ごとに最長10週まで、鼻腔と腋窩から検体を採取した。分離・同定後、パルスフィールドゲル電気泳動を行った。評価期間中、被験者77名(4.9%)はMRSAを獲得し、CHGグループ26名(3.3%)、CBグループ51名(6.5%)(P=.004)であった。PFT(パルスフィールド型)解析において、CBグループの被験者24名(3.1%)がUSA300を獲得したが、CHGグループでわずか6名(0.8%)であった(p<.001)(CB vs CHG USA800 23名[2.9%] vs 14名[1.8%] p=.13、その他PFT株合計 6名[0.8%] vs 6名[0.8%])。被験者77名から167検体を採取した。99検体はCBグループから採取され、USA300 (40.4%)、USA800 (38.4%)、USA1000 (12.1%)、USA100 (6.1%)を含んでいた。CHGグループから採取された68検体は、USA800 (51.5%)、USA100 (23.5%)、USA300 (13.2%)を含んでいた。
CHGは軍の新兵においてMRAS USA300の伝播を減少させた。また、USA300とUSA800は、他のパルスフィールド型より保菌を起こしやすかった。今後の研究で、医療施設おけるUSA300の伝播を減少させるためのCHGの広域的使用を評価されるべきである。
免責事項:本内容に関する文責はサラヤ株式会社にあります。
ICHE (Infection Control and Hospital Epidemiology)の文献を紹介することは、ICHEの編集者、the Society for Healthcare Epidemiology of America、the University of Chicago Pressがサラヤ株式会社の製品、サービス、業務内容を支持するということを意味するわけではありません。

