文献紹介

手指衛生

Mixed methods study evaluating the implementation of the WHO hand hygiene strategy focusing on alcohol based handrub and training among health care workers in Faranah, Guinea

ギニアのファラナ地域における医療従事者を対象とした、アルコール手指消毒剤の使用と研修に焦点を当てたWHO手指衛生多角的戦略の実施状況を評価するための混合研究法

ギニアのファラナ地域にある病院において、WHO手指衛生多角的戦略の有効性を長期的に評価することを目的に、質的および量的研究を組み合わせた混合研究法で検討を行った。研究は準備段階、ベースライン評価、介入、第1回および第2回フォローアップの順で実施した。介入期間中には、医療従事者への研修や手指消毒剤提供方法の見直しなどを行った。直接観察法を用いて手指衛生遵守率を算出した結果、第2回フォローアップ時(介入6ヶ月後)の手指衛生遵守率は45.1%となり、介入直後の第1回フォローアップ時(71.5%)よりも有意に低下していたが、ベースライン時(23.7%)と比べると有意に高かった。知識レベルにおいても同様の傾向が認められた。以上の結果より、WHO手指衛生多角的戦略は医療従事者の手指衛生遵守率および知識向上に有効であることが示唆された。