On the role of length of stay in healthcare-associated bloodstream infection
医療関連血流感染における入院期間の影響
- 出典
- Infect Control Hosp Epidemiol, 33(12): 1213-1218, 2012
- キーワード
- BSI、長期入院、第3次医療
医療関連血流感染(BSI)において、入院期間がもたらす影響や、デモグラフィック(年齢、性別)および臨床でのリスク因子について調査・分析している。
ニューヨーク市の大規模第3次医療施設を対象に、後ろ向きコホート研究を行った。調査に使用したのは2006年~2008年に対象施設を退院した患者データ合計113,893件分である。 1患者日あたりのデータを用いたロジスティック回帰を実施し、医療関連血流感染における補正なしリスク因子および補正リスク因子を評価した。完全に補正したモデルの共変数には、静的変数として年齢/性別/チャールソン併存疾患指数/腎不全/悪性腫瘍を含み、時的変数として中心静脈カテーテル/人工呼吸器/ICUでの入院を含んだ。
その結果、すべての変数(以下を含む:40歳以上、男性、腎不全、悪性腫瘍、チャールソン併存疾患指数、中心静脈カテーテル、人工呼吸器、ICUでの入院)は、入院の長期化ならびに医療関連血流感染リスク増加の両方に関係していた。また、入院期間が長いほど感染の危険が増加することが明らかとなり、さらに、そのような患者はより容態が悪く、侵襲的医療器具による処置を受けている傾向にあるが、こういった状況は入院期間と関係なく感染リスクが高い可能性がある。
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