文献紹介

環境管理

Evaluation of ATP bioluminescence assays for potential use in a hospital setteing

医療施設におけるATP生物発光分析使用の可能性の評価

ATP生物発光を使用した測定方法(以下、ATP法)が医療施設における環境表面の微生物汚染の評価に使用できるか否かを評価するために、5つの異なる方法を用いて細菌数を測定している。
ATP法(4つの方法で実施)と培養法で、黄色ブドウ球菌液を接種したスライド上の生菌数を求めた。ATP法ではスワブで掻き取って得た菌液から発光量を測定しスライド上の菌数を算出するか、直接スライド上の菌液の発光量を測定してその菌数を算出した。培養法ではスワブで掻き取って得た菌液を希釈後、プレートで培養し菌数を求めた。
その結果、ATP法と培養法のいずれの方法も低い菌濃度でばらつきが大きかった。
現時点では医療施設における環境表面の理想的な細菌の定量方法がなく、環境表面の病原菌の検出が重要であること(特にアウトブレイク時)から、微生物汚染の評価における新技術の開発の必要性が提起される。

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