文献紹介

環境管理

Daily disinfection of high-touch surfaces in isolation rooms to reduce contamination of healthcare workers' hands

隔離病室の高頻度接触表面の毎日の消毒は医療従事者の手指の汚染を減少させる

クロストリジウム・ディフィシル感染(CDI)患者とメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が検出された患者の病室の高頻度接触表面を毎日消毒すると医療従事者の手指がこれらの病原菌に汚染される頻度が減少するかどうか調査している。
本調査は長期療養施設と提携しているクリーブランド退役軍人医療センター(215床)で行われた。CDIとMRSA検出患者の病室において標準清掃(高頻度接触表面は目に見えて汚れたときだけ清掃する)と高頻度接触表面(ベッド柵、ベッドサイドテーブル、コールボタンなど)の毎日の消毒を前向き無作為試験で比較した。高頻度接触表面の消毒は、毎朝、過酢酸ベースの消毒剤を用いて研究スタッフが行った。消毒を行ってから6時間から8時間後に調査担当者が滅菌手袋を装着し、高頻度接触表面に触れ、選択培地に手袋を押し当て培養した。加えて、患者のケアを行っている主治医と看護師の手指からサンプルを取り培養した。
高頻度接触表面の毎日の消毒は、高頻度接触表面接触後のクロストリジウム・ディフィシルとMRSAの調査担当者の手指への獲得の頻度と獲得した生菌数の明らかな減少に関係していた。また、患者のケアを行っている医療従事者の手指汚染頻度は、MRSAと両病原菌の合計において有意に減少していた。

免責事項:本内容に関する文責はサラヤ株式会社にあります。
ICHE (Infection Control and Hospital Epidemiology)の文献を紹介することは、ICHEの編集者、the Society for Healthcare Epidemiology of America、the University of Chicago Pressがサラヤ株式会社の製品、サービス、業務内容を支持するということを意味するわけではありません。