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HosCom 2024 vol.21 no.3

World Information

Relevance of UV disinfection methods for hospital hygiene

Elena Kraft
Institute of Clinical Hygiene, Medical Microbiology and Clinical Infectiology, Paracelsus Medical University Klinikum Nuremberg Prof.-Ernst-Nathan-Str. 1 90419 Nuremberg, Germany
Janine Kunzmann
Institute of Clinical Hygiene, Medical Microbiology and Clinical Infectiology, Paracelsus Medical University Klinikum Nuremberg Prof.-Ernst-Nathan-Str. 1 90419 Nuremberg, Germany
Mathias Kunzmann
Institute of Clinical Hygiene, Medical Microbiology and Clinical Infectiology, Paracelsus Medical University Klinikum Nuremberg Prof.-Ernst-Nathan-Str. 1 90419 Nuremberg, Germany
Jörg Steinmann
Institute of Clinical Hygiene, Medical Microbiology and Clinical Infectiology, Paracelsus Medical University Klinikum Nuremberg Prof.-Ernst-Nathan-Str. 1 90419 Nuremberg, Germany
Florian H.H. Brill
Dr. Brill + Partner GmbH Institute for Hygiene and Microbiology Stiegstück 34 22339 Hamburg, Germany, www.brillinstitutes.com, florian.b@brillhygiene.com

※本記事は、「HosCom 2024 vol.21 no.3(2024年11月発行)に掲載した内容です。執筆者の所属および記事内容は掲載当時のものであり、現在とは異なる場合があります。

日本語要約

医療施設の環境衛生における紫外線照射の有効性
国際機関等からは、紫外線照射を推奨するようなガイドラインは出されていないものの、透析部門など一部の病棟で長らく使用されてきた。ある研究では、UV-C照射後にパソコンのキーボード上での細菌数が大幅に減少したと報告されている。他の研究でも肯定的な効果が示されており、C.difficileやVREの減少について言及されている。なかでも、微生物の数を最小限に抑えることが重要な集中治療室や手術室などの環境表面に対し、追加措置として紫外線照射を用いることが有効といえる。重要なポイントは、事前の徹底的な清掃、光を遮る物体を排除し、適切な照射時間と照度を保つ事だ。必要な照射時間は微生物によって異なるが、10~20分間の使用を推奨する機器が多い。しかしながら、これは人の目や皮膚に損傷を引き起こすため、人体への曝露がない環境下でのみ使用が可能である。導入にあたっては、次の点を主に考慮する必要がある。

  1. いつどこで使用されるか

  2. コスト削減や業務の効率化など、いかなる付加価値があるか

  3. メーカーはどのような有効性を示しているか

  4. メンテナンスや、運用責任者は誰か

これらを検討し、必要なリソースを確保した上での採用と、その後の適切なトレーニングが重要である。

hoscom21-3-wi.pdf