「第35回 日本手術医学会総会」開催レポート
-
2013年11月8日(金)~9日(土)にパフィシコ横浜にて、第35回日本手術医学会総会が開催されました。
サラヤは「展示」への出展企業として参加いたしました。展示会場では、サラヤの製品をご来場の皆さまに直接ご覧いただく良い機会となりました。
弊社ブースへお立ち寄り下さった皆さま、誠にありがとうございました。
- 講演を聴講して
-
第35回日本手術医学会総会は「手術医学を支えるエビデンス」をテーマとして、4会場にて様々なセミナーや講演が行われました。
特別企画では、テーマに則した「術前皮膚消毒および手術時手洗い」や「洗浄、消毒、滅菌」、「手術効率」、「ロボット支援手術」などに関連したエビデンスについて10の発表がありました。
また、2008年9月に発行された「手術医療の実践ガイドライン」が2013年9月に改訂され、改訂版の経緯や初版との変更点、ガイドラインの基本的な考え方、エビデンスといった改訂内容に関する発表も多く見受けられました。改訂された「手術医療の実践ガイドライン」には近年注目されている"チーム医療"が新たな章として追加されるなど近年の状況を反映した内容となっており、各施設における手順書運用のご参考になるかと思いますので是非ご確認ください。
また、本総会会長の安原洋先生(東京大学医学部附属病院 手術部 部長・教授)が会長講演の中でお話しされた「周りを見渡すと手術医学のタネが転がっているはずであり、それを1人1人発見してほしい。それを明日からの現場に活かすことで、よりよいものとなって返ってくるはずである」という言葉が印象的でした。
- 展示
-
展示ブースでは、手指衛生、個人防護具(PPE)、医療器具洗浄、環境衛生に関連する弊社製品や冊子などを展示しました。中でも、広範囲の微生物に作用する速乾性手指消毒剤「ウィル・ステラV」や「サラサイド除菌クロス」に興味をお持ちの方が多く、ウイルス感染対策に関するご相談も数多く頂きました。また、本総会会長の安原先生にご監修いただき、弊社が新たに発行する学術冊子「手術時手指消毒の手引き」も展示しました。ご来場の皆さまからは「手術時手指消毒の手技に関する細かな記載やイラスト入りで紹介されていて大変わかりやすい」といった嬉しいお声を頂戴いたしました。
- Medical SARAYA事務局より
おお忙しい中、弊社の展示ブースにご来場いただきました皆さまに改めてお礼申し上げます。
参加者の皆さまとお会いできる機会に感謝いたしております。今後とも、一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。