感染対策実践ガイド

標準予防策

織物と洗濯物(リネン管理)

使用済みの寝具やタオル、衣類などのリネン類は、目に見える汚れがなくても病原体に汚染されている可能性があることを前提に取り扱います。
これにより、環境中への病原体の拡散を防ぎ、患者・利用者および医療・介護従事者への感染リスクを低減します。

実践のポイント

  • 回収時の原則
    使用後のリネン類は、振ったり広げたりせず、使用した場所で速やかにまとめて指定された回収容器・袋に収納する(病原体の飛散を防ぐ)

  • 適切な個人防護具(PPE)の着用

    血液や体液で汚染されたリネン類を扱う際は、必要に応じて手袋やガウン、マスクなど個人防護具を着用する(自身の着衣や皮膚への汚染を防ぐ)

  • 手指衛生の徹底

    リネン類に触れた後は、速やかに手指衛生を行う

  • 洗濯工程の遵守

    施設で定められた方法(温度・洗剤等)を遵守する

  • 運搬・保管時の汚染防止

    清潔なリネン類が病原体を含む外気や埃で汚染されないよう、密閉した状態で取り扱う

    清潔なリネン類と汚染リネンは明確に分けて取り扱う

参考

CDC. Guidelines for Isolation Precautions: Preventing Transmission of Infectious Agents in Healthcare Settings. 2007.