手袋を着用する目的
1.湿性生体物質による汚染から医療従事者を守る
血液や体液で汚染される可能性がある場合、医療従事者の手指を守る
2.湿性生体物質による汚染から患者や物品を守る
医療従事者が無菌的処置を実施する際、医療従事者の手指に保菌している病原体に患者や物品が曝露されるのを防ぐ
手袋の材質
表1に医療現場で主に使用される手袋の材質と特徴を紹介します。
その中でラテックスについては、近年アレルギーをもつ医療従事者が増加しています。ラテックスアレルギーをもつ医療従事者のために、ニトリルなど他の材質の手袋も常備しておくことで手袋着用の遵守率を高めることができると考えられます。
表1 手袋の種類と特徴
ラテックス | 二トリル | プラスチック | |
|---|---|---|---|
アレルゲン | ラテックス、添加物 | 添加物 | 添加物 |
耐久性 | 良い | 非常に良い | 悪い |
伸縮性 | 非常に良い | 良い | 悪い |
装着感 | 非常に良い | 良い | 悪い |
経済性 | ふつう | やや高価 | やや安価 |

