PPEのススメ
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PPE別解説
- ゴーグル・フェイスシールド
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ゴーグル・フェイスシールドを着用する目的
1.湿性生体物質による汚染から医療従事者を守るため
血液や体液で汚染される可能性がある場合、医療従事者の眼粘膜(フェイスシールドは眼・鼻・口腔の粘膜)を守る
2.湿性生体物質による汚染から患者を守るため
医療従事者が無菌的処置をする際、医療従事者の眼部(フェイスシールドは眼・鼻・口腔)に付着している埃や病原体に患者が曝露されるのを防ぐ
メガネとPPE
手袋やマスクに比べて、ゴーグルやフェイスシールドなど眼粘膜の防御は認識が薄い傾向があります。しかし眼は粘膜が露出しており、感染性物質の曝露により感染するリスクが健常皮膚に比べて高くなります。そのため、湿性生体物質が飛散する可能性のある処置を行う際は、ゴーグルやフェイスシールドなどで眼粘膜を防護する必要があります。なお、視力矯正用のメガネやコンタクトレンズでは湿性生体物質を防御することはできません。
メガネをかけているスタッフのためにメガネの上から着用できるタイプのゴーグルやフェイスシールドを用意し、手袋やマスクなどとともに必要に応じて着用する習慣を身に付けましょう。