各種ガイドライン
その他
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- 米国
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- Guidelines for Preventing Opportunistic Infections Among Hematopoietic Stem Cell Transplant Recipients(2000年)
造血幹細胞移植患者の日和見感染予防のためのガイドライン - Guidelines for Infection Control in Dental Health-Care Settings - 2003(2003年)
歯科医療における感染制御のためのガイドライン 2003 - SHEA/APIC Guideline: Infection prevention and control in the long-term care facility(2008年)
長期療養施設における感染対策のためのガイドライン
- Guidelines for Preventing Opportunistic Infections Among Hematopoietic Stem Cell Transplant Recipients(2000年)
- 国内
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新しい感染症病室の施設計画ガイドライン(2001年)
感染症病棟の建設・設備に関する研究会 編集. 新しい感染症病室の施設計画ガイドライン. へるす出版, 2001.
「厚生科学研究費補助金(新興・再興感染症研究事業)」を受け組織された「感染症病棟の建設・設備に関する研究会」が編集し作成した、感染症病室の施設設計に関するガイドラインです。本ガイドラインは、平成11年(1999年)4月から施行された「感染症の予防及び感染症患者に対する医療に関する法律」に対応して検討・作成されました。感染症に対する病棟・病室の施設指針、感染症指定医療機関の施設基準に関するガイドライン、新しい感染症病室の実例、米国、欧州の施設運営の事例などが示されています。感染防止管理に配慮した手洗い設備に関しても記載があります。廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル(2023年)
環境省 環境再生・資源循環局.令和5年5月.
https://www.env.go.jp/content/900534354.pdf環境省 環境再生・資源循環局より発表された感染性廃棄物処理に関するマニュアルです。感染性廃棄物の排出事業者である医療関係機関等のほか、感染性廃棄物の処理に関わるすべての人を対象としており、感染性廃棄物の定義や判断基準、施設内管理・処理、処理の委託、収集運搬及び保管、処分までの一連の流れが各項目で詳しく解説されています。
2022年の改訂では、感染性廃棄物の容器や梱包、排出時の細かな取扱いについて、より具体的な内容が追記・更新されました。特に「鋭利なもの」を収納する感染性廃棄物容器には、耐貫通性のある堅牢な容器を必ず使用することが明記されています。
2023年には新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行となったことを受け、新型コロナウイルス感染症に係る記載について一部修正がなされています。血液培養検査ガイド(2013年)
日本臨床微生物学会.日本臨床微生物学会検査法マニュアル作成委員会.血液培養検査ガイド(2013年).
日本臨床微生物学会より発表された血液培養検査のガイドです。菌血症や敗血症などの同定に重要な血液培養検査について、意義、目的から、検体の採取法、輸送、検査法、結果の解釈と報告まで一連の流れに沿って記述されています。検体採取については、皮膚の消毒法や、採取部位、採取本数についても触れられています。海外のガイドラインも考慮して作成されており、カラー写真が多く挿入されているので見やすく、現場の検査手技の統一や確認のために参考となる内容です。微生物検査技師だけでなく、その他の医療従事者にとっても参考となる、血液培養検査のすべてが網羅されたガイドです。
- 米国
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Guidelines for Preventing Opportunistic Infections Among Hematopoietic Stem Cell Transplant Recipients(2000年)造血幹細胞移植患者の日和見感染予防のためのガイドライン
【原文】
CDC. Guidelines for Preventing Opportunistic Infections Among Hematopoietic Stem Cell Transplant Recipients . MMWR 2000; 49(RR-10).
http://www.cdc.gov/mmwr/PDF/rr/rr4910.pdf【訳本】
矢野邦夫 訳. 造血幹細胞移植患者の日和見感染予防のためのCDCガイドライン. メディカ出版, 2001.米国疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention: CDC)により発表された、造血幹細胞移植患者の日和見感染予防に関するガイドラインです。
造血幹細胞移植患者の細菌、ウイルス、真菌、寄生虫感染の暴露予防や発症予防、病院感染対策、安全な生活のための戦略、ワクチン接種、造血幹細胞の安全性について示されています。Guidelines for Infection Control in Dental Health-Care Settings - 2003(2003年)歯科医療における感染制御のためのガイドライン 2003
【原文】
CDC. Guidelines for Infection Control in Dental Health-Care Settings - 2003. MMWR 2003; 52(RR17): 1-61.
https://www.cdc.gov/mmwr/pdf/rr/rr5217.pdf【訳本】
満田年宏, 丸森英史 監訳. 歯科医療における感染管理のためのCDCガイドライン
dentalcdc.pdf(4.8MB)米国疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention: CDC)より発表された、歯科医療における感染制御に関するガイドラインです。
歯科医療従事者の教育および保護、血液媒介病原体の伝播予防、手指衛生、個人防護具、接触性皮膚炎とラテックス過敏症、患者治療物品の滅菌と消毒、環境感染制御、歯科ユニット給水ライン、バイオフィルム、水質、特別考慮事項として歯科ハンドピースとその他のデバイス、放射線、注射製剤投与時の無菌操作、処置前口腔洗浄、口腔外科処置、歯科技工所などに関する勧告が示されています。SHEA/APIC Guideline: Infection prevention and control in the long-term care facility(2008年)長期療養施設における感染対策のためのガイドライン
Smith PW, Bennett G, Bradley S, et al. SHEA/APIC Guideline: Infection prevention and control in the long-term care facility. Am J Infect Control. 2008; 36: 504-35.
http://www.apic.org/Resource_/TinyMceFileManager/Practice_Guidance/id_APIC-SHEA_GuidelineforICinLTCFs.pdf1997年に米国病院疫学学会(The Society for Halthcare Epidemiology of America: SHEA)と感染制御疫学専門家協会(Association for Professionals in Infection Control and Epidemiology: APIC)から発表された「長期療養施設における感染制御のためのガイドライン」の改訂版です。
本ガイドラインは、長期療養型施設に広く適用できる基本的な感染制御の勧告を示しており、感染制御プログラム、感染制御管理体制、感染管理担当者(Infection Control Professional: ICP)、サーベイランス、アウトブレイクの制御、設備、隔離と予防策、消毒と手指衛生、入所者ケア、入所者健康プログラム、職員健康プログラム、教育、抗菌薬管理などが含まれています。