国内
消化器内視鏡の洗浄消毒標準化にむけたガイドライン(第2版)(2026)
日本消化器内視鏡学会.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/gee/68/9/68_1597/_html/-char/ja
2018年に日本消化器内視鏡学会から発行された、「消化器内視鏡の洗浄消毒の標準化にむけたガイドライン」の改訂版として、2026年9月に発刊されました。
本ガイドラインでは、内視鏡の洗浄・消毒や処置具の再生処理をはじめ、医療器具の分類・管理、個人防護具(PPE)の適切な使用、ゾーニングなど、内視鏡診療における感染対策について幅広く解説しています。今回の改訂では、COVID-19関連を含めた「標準的な感染予防策」と「教育」が新たな項目として追加されました。また、内視鏡のチャンネル・管腔内の乾燥を目的としたアルコールフラッシュについては、効果を裏付ける明確なエビデンスが乏しいことや、アルコールが残存する汚れの蛋白質を固定し、微生物を残留させるリスクを踏まえ、施設内の感染対策チームで実施の可否を検討する必要性が示されています。
さらに、洗浄・消毒に関する疑問に回答するために、CQ(Clinical Question)、BQ(Background Question)、FRQ(Future Research Question)の3種類の質問形式で構成され、CQではエビデンスレベルと推奨度が示されています。

