米国
Multisociety guideline on reprocessing flexible GI endoscopes and accessories 2021
軟性消化器内視鏡および付属品の再生処理に関するマルチソサイエティガイドライン(2021年)
Day LW, et al, Multisociety guideline on reprocessing flexible GI endoscopes and accessories 2021. Gastrointestinal Endoscopy, 73(6):1075-1084, 2021
https://www.giejournal.org/action/showPdf?pii=S0016-5107%2820%2934851-3
米国消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy: ASGE)主導のもと、米国内11機関の協働により作成されたガイドラインです。2003年の初版以降、3回目の改訂となり、軟性消化器内視鏡と新たにその付属品類を加えた再生処理と管理に関するガイドラインとして名称も変更されました。臨床現場での疑問点に対して文献の厳密な再調査と統合を行い、エビデンスに基づいた推奨事項を提供しています。全ての勧告は表2にまとめられ、10分野(職員の訓練と再生処理技術能力、内視鏡検査室のレイアウト、再生処理の予備洗浄、用手洗浄、高水準消毒、乾燥、保管、内視鏡付属品や備品、保守管理、内視鏡検査室の感染管理指導)に分けられた推奨事項には、推奨度の強さとエビデンスの質も記されています。消化器内視鏡の再生処理に関連する感染管理の必要性から、高水準消毒は自動洗浄・消毒装置で行うべきとの強い勧告がなされ、処理後は完全に乾燥させること、保管時に内視鏡を取り扱う際には手指衛生を行い、清潔な手袋の着用を勧めるなど、実用的で詳細な解説が示されています。
本ガイドラインはASGEの学術誌Gastrointestial Endoscopy(93(1): 11-33)でも発表されています。

