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医療関連肺炎

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Guideline for Preventing Health-Care-Associated Pneumonia , 2003(2003年)医療ケア関連肺炎防止のためのCDCガイドライン 2003

【訳本】

矢野邦夫 訳. 医療ケア関連肺炎防止のためのCDCガイドライン. メディカ出版, 2004.

2003年に米国疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention: CDC)により発表された医療関連肺炎の防止についてのガイドラインです。急性期病院およびその他の医療施設(長期療養施設など)での医療関連肺炎や他の重症急性下気道感染症の発生率を減らすために立案され、細菌性肺炎、レジオネラ症、百日咳、肺アスペルギルス症やRSウイルス、ヒト・パラインフルエンザ、アデノウイルス、インフルエンザの感染予防と制御のための具体的対策が示されています。

Guide to the Elimination of Ventilator-Associated Pneumonia人工呼吸器関連肺炎阻止のためのガイド

人工呼吸器は、患者ケアの必須器具であることが多いですが、患者が肺炎になる可能性を飛躍的に高めることになります。また、人工呼吸器関連肺炎(VAP)は、死亡率を2倍にし、何万ドルも治療費を増加させます。このリスクを減少させるために、施設全体の効果的な感染予防プログラムは重要です。このガイドは、医療現場において、VAPを阻止する手助けになるエビデンスに基づいた実践的な指針です。