国内
〔新版〕消毒と滅菌のガイドライン(2011年)
小林寬伊 編集. 〔新版〕消毒と滅菌のガイドライン. へるす出版, 2011.
2010年度厚生労働科学研究費補助金(新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業)による「新型インフルエンザ等の院内感染制御に関する研究」の分担研究報告「院内感染防止に関する留意事項の検討」の一部として作成された消毒と滅菌に関するガイドラインです。
感染症法(平成20年法律第30号)の類型分類に準拠して、微生物別の対処法が分かりやすくまとめられています。また、近年問題となっているノロウイルス、クロストリジウム・ディフィシル、薬剤耐性緑濃菌、薬剤耐性アシネトバクター、クロイツフェルト・ヤコブ病プリオンなどに対する具体的対策も挙げられており、実務に役立つ内容です。
鋼製小物の洗浄ガイドライン2004(2004年)
日本医科器械学会. 鋼製小物の洗浄ガイドライン 2004. 病院サプライ 2004: 9 別刷.
http://www.jsmi.gr.jp/publication/2004.pdf
日本医科器械学会(現 日本医療機器学会)より発表された、鋼製小物の洗浄に関するガイドラインです。再使用鋼製小物を現場から回収し確実に洗浄するための作業工程に沿った構成になっており、実践のための具体的な方法が紹介されています。一次洗浄/消毒廃止へ向けての段階的手順、実践のポイント、効果的な洗浄を行うための乾燥した使用済み鋼製小物の有効な汚染除去方法、洗浄不良を確認するための日常業務における鋼製小物の洗浄効果判定方法について示されています。日本医療機器学会のホームページから無料でダウンロードが可能です。
医療現場における滅菌保証のガイドライン2010(2010年)
日本医科機器学会. 医療現場における滅菌保証のガイドライン 2010.
http://www.jsmi.gr.jp/2010guideline.html
2005年に日本医科器械学会(現 日本医療機器学会)から発表された「医療現場における滅菌保証のガイドライン2005」の改訂版です。医療現場において再使用される手術器械の滅菌を確実に行うためには、洗浄を適切に行うことが重要であることから、ウォッシャーディスインフェクターのバリデーションと管理が新たに項目として加わりました。また、2009年10月に医療機関向けの医療機器製造販売において国内販売承認された、過酸化水素ガス低温滅菌の滅菌バリデーションおよび日常管理についても新たに追加されています。さらに、蒸気滅菌や酸化エチレンガス滅菌などが行えない場合の滅菌法として、消毒薬を用いた化学的滅菌についても示されています。日本医療機器学会のホームページから無料でダウンロードが可能です。
洗浄評価の指針を調査・作成するための検討WG報告(2007年)
伏見了, 松田和久, 上寺祐之, 他. 洗浄評価判定の指針を調査・作成するための検討WG報告. 病院サプライ 2007; 12: 1-3.
日本医科器械学会(現 日本医療機器学会)滅菌技師(士)認定委員会内に設置された「洗浄評価判定の指針を調査・作成するための検討WG(小委員会)(主査:伏見了)」による洗浄後の汚染器材清浄化レベルについての報告です。小委員会により医療施設における汚染器械の洗浄後の清浄度を調査、把握し、それを踏まえ洗浄後の清浄度の指標として洗浄後の器械残存蛋白質許容値は200μg/器械、目標値100μg/器械と決定されています。
米国
Guideline for Disinfection and Sterilization in Healthcare Facilities, 2008(2008年)
医療施設における消毒と滅菌のためのガイドライン 2008
- 【原文】
- CDC. Guideline for Disinfection and Sterilization in Healthcare Facilities 2008.
http://www.cdc.gov/hicpac/pdf/guidelines/Disinfection_Nov_2008.pdf
- 【訳本】
- 満田年宏 訳・著. 医療施設における消毒と滅菌のためのCDCガイドライン 2008. ヴァンメディカル, 2009.
米国疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention: CDC)より発表された医療現場における消毒と滅菌のガイドラインで、再生処理全般を幅広く網羅しています。洗浄、消毒、滅菌を実施する際のポイントや注意事項の他、作業者の労働衛生や職場環境の整備についても記載されています。医療器材の洗浄、消毒、滅菌と医療環境の洗浄と消毒のより良い方法についてエビデンスに基づいた勧告が示されており、各種消毒薬や滅菌法について解説されています。また、内視鏡の再生処理に関する情報が非常に細かく紹介されています。